概要
HTML Base 要素 (<base>) は、ドキュメント内に含まれるすべての相対 URL の基点となる URL を指定します。
使用補足: 複数の
<base> 要素が指定された場合、最初の href と最初の target の値が使用され、他はすべて無視されます。- コンテンツカテゴリ メタデータコンテンツ
- 許可された内容 無し。これは空要素です。
- タグの省略 ※開始タグ必須、終了タグを用いてはならない。
XHTML 構文に於いては <base href="http://example.com" /> という風に、半角スペースを開けてスラッシュで閉じる必要があります。 - 許可された親要素 他の
<base>要素を包含しない<head> - DOM インターフェイス
HTMLBaseElement
属性
他のすべての HTML 要素と同様に、この要素は グローバル属性 をサポートします。
-
href -
ドキュメント全体を通して相対 URL に使用されるベース URL です。この属性が指定された場合、この要素は属性値に URL を持つ他のどの要素よりも先に記述しなければなりません。
絶対 URL と相対 URL が使用できます(ただし、下記の注記を参照してください) -
target -
参照先が省略され記述されていない要素で、ハイパーリンクやフォームから移動する場合の、リンク先のデフォルトの表示位置を示す名前またはキーワード。HTML4 では、フレームの名前またはキーワードです。HTML5 では、ブラウズ・コンテキスト (例えば、タブやウィンドウ、インラインフレームなど) の名前またはキーワードです。以下のキーワードは特別な意味を持ちます:
_self: 現在の同じ HTML4 フレーム内 (または HTML5 のブラウズ・コンテキスト) に読み込みます。この値は、属性が指定されていない場合のデフォルト値です。_blank: 新しい名前の無い HTML4 ウィンドウまたは HTML5 ブラウズ・コンテキストに読み込みます。_parent: 現在の HTML4 フレームセットの親要素または HTML5 の現在の親ブラウズ・コンテキストに読み込みます。親要素が無い場合、このオプションは_selfと同じ振る舞いをします。_top: HTML4 では、すべて元のウィンドウに読み込み、他のフレームをすべてキャンセルします。HTML5 では、トップレベルのブラウズ・コンテキスト (現在のブラウズ・コンテキストの祖先にあたり、それ以上親の無い要素) に読み込みます。親要素が無い場合、このオプションは_selfと同じ振る舞いをします。
例
<base href="http://www.example.com/"> <base target="_blank" href="http://www.example.com/">
仕様
| 仕様書 | 策定状況 | コメント |
|---|---|---|
| WHATWG HTML Living Standard | Living Standard | |
| HTML5 | 勧告候補 | |
| HTML 4.01 Specification | 勧告 |
ブラウザ実装状況
| 機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
|---|---|---|---|---|---|
| 基本サポート | (有) | 1.0 (1.7 or earlier) | (有) | (有) | (有) |
| 機能 | Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
|---|---|---|---|---|---|
| 基本サポート | (有) | 1.0 (1.0) | (有) | (有) | (有) |
注記
- ドキュメントのベース URL は
document.baseURIを使用して、スクリプトから問い合わせることができます。 hrefの相対 URL のサポートは Gecko 2.0 (Firefox 4.0) で追加されました。- HTML 2.0 と 3.2 は、
href属性のみをサポートします。 - XHTML は、末尾のスラッシュが必要です:
<base />